おれは幾度となく海外に行った。
おれは多くの他国民と話をした。
彼らは宗教も違えば、
肌の色も、
育った文化も、
言葉も、
思想も、
夢も、
愛する人も、
愛してくれる人も違った。
そんな彼らから、おれはたくさんのことを学んだ。
最初は「おれ」という人間について。
次に「おれの環境」について。
最後に「おれの未来」について。
そこまで学んで初めて「彼らに関すること」を学ばせてくれた。
この国はこれからどうなるのか、
国策の一回の失敗は、数十年たっても見直されず、
見直されても、改善したかははなはだ不明で、
改善されても、あと何十年引きずるのかわからない。
国民は政治に無関心で、
識者は「国民の政治への無関心」を嘆き、
政治家は無関心ゆえに自己保身を優先する。
おれは革命家になりたいわけではない。
テロリストになりたいわけでもない。
ただ、興味を持ちたいという意思を表しておきたかった。
それだけで、いいと思う。
今は。。。